それでも春はくる

Roo2011-05-01

気づいたら関西は新緑の季節となりつつある。

ある市の市議選に出馬していた友人にも春はきた。2期目の挑戦で、かなりしんどい闘いだったのだと思う。大学時代から弱音などに無縁な彼がいつになく弱気であったので、びっくりした。そんな姿が珍しく、見物したい気にかられたということは決してないが(!)、少しだけスタンプ押しとか事務的なところでお手伝いさせていただいた。

「いや、あんたそんなことしてる場合違うでしょ」といわれながら、それでも行こうと思ったのは、こんな時だからこそ、彼には政治の世界に残ってもらいたいと心から思ったからだ。日頃の活動のみではなく、非常時にも強い人間。彼ならばこそ、その状況のなかでベストな判断を選択できると信じている。そのための努力も常に行っているのは当然だし、経験は足りないかもしれないが、それをカバーするだけの世界を様々な国でみて実感している人間だ。彼ならば、自分の力を過信せず、自分の力がベストにだせる「環境」を整えられる。早い決断と柔軟な思考、実行する力と実行させてしまう運という類まれなる才能もある。

とりあえず、4年間歩んできた道を続ける環境は整った。
この春をどのように実らせるかは彼次第。