隣人を愛せよ

Roo2006-03-20

姉夫妻の隣人はいつも変わっている。といっても、NYに来てから1度しか引越していないので、つまり、隣人は2組しかいないのだが、これが笑える。マンハッタンにいた頃は、隣人はロッカーっぽい男2人組だった。この2人ときたら、何をしている人なのか、昼夜ひたすら大音量でテレビを観たり、ロックを聴いたりって感じである。けっこう壁が薄いので、客間がわりのリビングに寝ていると会話まで聞こえる。私はその現場をみれなかったのだが、一度、義兄がプツンときれて、壁を蹴ったところ、壁をぶち抜いてしまったことがある。その後、訪ねた時に、漫画みたいに本当に板で穴がふさいであったのは笑えた。温厚な人間ほどきれると怖いって本当だ。
今回のお隣は若い男の人で、歌手らしい。歌手といってもミュージカルの歌手であり、どうやらブロードウェイの歌手ではなく、「ブロードウェイを目指している歌手」であるとのことである。これまた薄い壁なので、彼の発声練習が聴こえるわけだが、これがどうきいても「ふくろうの声」にしか聞こえない。なんのバージョンもない。ただひたすらに「ふくろうの声」なんである。いったいどんなミュージカルでどんな役をもらっているのか、ぜひ知りたい。
ところで、姉のつくるアイス・カプチーノは絶品である。