犬の名は②

Roo2005-10-07

カンボジア調査も終了に近づいた時、研修所に新しい子犬がきた。なにか名前をつけてくださいよ、といわれたので、
「・・・コー(カンボジア語で『牛』)」(だってチュルック(豚)という名前の犬が既にいるんだし)
と答えたら、却下された。犬の見かけも白地に黒の斑だからGatewayのパッケージを思い出してちょうどいいな、と思ったのに。「他にないんですか」といわれて、やっぱり頭から牛柄が離れなくて
ホルスタイン?」
と答えたら、また不評だった。だって、白地に黒の班ですよ?それしかないでしょう。通称、ホルスでどうだろう、とこれは結構真剣だったのに、みんな難しい顔。そのうち一人は「ムサシですよ、ムサシがいいですよ!」と言い出して、これは犬が雌だったため、却下。「テトにしましょう」と言い出しのは、前夜に家でナウシカのDVDを観ていた同僚。これは、ウチにいる3匹の子猫の方が、テトに似ているということで、子猫を肩に乗せ、「ほら、怖くない」と、ナウシカごっこをしてもらい、納得してもらった。(けど、子猫には左手の先から右手の先まで駆け下りてもらうのは不可能に近いと学んだ)
で。
一晩考えて決まった名前。「ミルヒ」(ドイツ語でミルクのこと)通称、ミル。
「ミル」って呼んでね、とだけ言い残してカンボジアを去ってきてしまったのだが、これも却下されていそう。ネーミングセンスないんかなぁ、私。