ゴッホネタ

Roo2005-07-16

大阪ではゴッポ展が開催されているらしい(kenkenHP参照)。なんてタイムリー。実は先週、資料をもらいにライデンまでいった際、用事があってアムステルダムにも一泊し、van Gogh Museumも通ったのである。あくまでも通りがかっただけだけど。
オランダが誇る2大画家はゴッホレンブラントアムステルダムでは、van Gogh Museumでゴッホの「ひまわり」を、国立博物館レンブラントの「夜警」を、というのがはずせない観光コースだ。かくいう私も、数年前に初めてアムステルダムに寄った際には、ちゃんと両方制覇してみた。しかし、どちらかというとゴッホは苦手であり、数年前に訪ねてみたのも、その美術館の建築が有名なものであったためフラフラと入った次第である。
1999年に完成した別館は、クアラルンプール空港を手がけた黒川紀章による設計。背後に広がる芝生とあわせてユニークな仕上がり。アムステルダムにある近代建築は、このゴッホ美術館を始め非常に面白い。特に最近、再開発地域となっている中央駅の裏に位置する港地域では、オランダの建築家が競うように、その一帯の建造物設計に乗り出している。そんな中、アムステルダム滞在者にオススメしたいのはロイド・ホテル。
1920年に移民の待機所として建設されたこの建物は、少年院、アトリエなどの変遷を経た後、2004年にその過去の文化的価値を重視したうえで修復・改装され、ホテル兼文化センターとなった。客室は2つ星から5つ星クラスまで展開しており、1つのホテルなのに自分で星が選べる。いまをときめく(?)オランダの建築家集団MVRDVをはじめ何人もの建築家、インテリア・デザイナーがコラボレーションした部屋は、客室ごとにテーマと担当建築家が違う。私の選んだ2つ星クラスの部屋は「Surprise」。部屋の真ん中にシャワーがあるのだけは勘弁してー(←実は3つ星の客室には本当にそういう部屋がある)、と祈っていたが、そんなことはなく、部屋の扉を開けてすぐにバスルーム、というサプライズ。つまり、ベットルームはバスルーム経由じゃないといけないわけ。まぁ、驚き星2つ、ってとこか。だってそんなホテルに今まで泊まったことがないのは事実やし。部屋の中には、1920年建設当時の壁がわかるように保存されているのも心にくい。昨年オープンしたばかりということもあり、ロビーではマスコミ関係者の姿がチラホラ。カフェで働くウェイターもイケメン揃い(見るとこそれかいっ)で、とても親切。会計の時に「僕の名前はアムロ。日本語で書いてみて」と言われた時はビビッたが。一応、3通り「アムロ、あむろ、亜室」などと書いてきた。どうでもいいけど、ガンダムファンにはたまらない名前でしょうね、お兄さん。
交通の便も26番のトラムで中央駅から10分もかからない程度で、便利。アムステルダムに滞在の際はぜひどーぞ。