Bahasa Indonesia

久しぶりにインドネシア語を話した。図書館でスキャンした画像を印刷しようとして、立ち往生していた時に助けてくれたのが、ジャカルタ出身の女性だったのである。よく区別がつくね、といわれるが、さすがになんとなく「あ、この人インドネシアっぽい」とわかる。やはりタイ人にもカンボジア人にもそれなりの雰囲気というものがあって、時々ベルギーの街中でも「あなたタイの方ですね!」とすぐにわかるような明らかなタイ人を見かける。特にルーベンでよくタイ人を見かけるのは、タイ料理屋が多いせいかもしれない。具体的にどうやって見分けているのかといわれたら、「雰囲気」としか答えようがないのだが・・・。
さて、久しぶりにインドネシア語を話して認識したのは、ふとした単語がなかなか出てこないことである。浅く広くいろんな言語に手を出しているせいで、時々ナチュラルに他の言語の単語をセンテンスにいれて使っていることがある。「ページ]のことを「pagina」などと言っていて、インドネシア語じゃなくてオランダ語だと気づく。あれ、じゃインドネシアで「ページ」って何て言うんだっけ?と出てこない。そういうめちゃくちゃ基本的な単語が抜けていくので恐ろしい。
反省して、下宿に帰ってからIndonesian No.1 Hitを聴く。Katon のLara Hatiなどがはいっているので、けっこう前のだ・・・5年前くらいか?AnggunのYang ku tungguも入っていた。Anggunは、仏人のプロデューサー(?)と結婚して世界的に活躍しているインドネシア人女性シンガーである。仏語でも英語でもインドネシア語でも曲をリリースしている国際的な歌手で、東京のチャートでも上位に入ったことがある。そういえば、あまり注意してなかったが、年始くらいにパリの地下鉄でコンサートの宣伝ポスターを見た気がする。早速、今度CD屋さんでチェックしてみよう。