発掘された日本列島

江戸東京博物館でやっている特別展「発掘された日本列島2004」へ、現役の考古学者と建築家と3人で行く。毎年日本全国の考古発掘成果の最新ニュースとともに開催されているものらしい。同時に三内丸山遺跡など、「あの遺跡はいま・・・」というふうに遺跡保存状況もわかるようになっている。(「あのアイドルはいま・・・」という感じやね)
現地カンボジアで発掘と修復に携わっている先輩2人と見ると、また見方が違って面白い。しかし、何よりも私が気になったのは、各遺跡の説明プレートに掲げられた遺跡紹介のタイトル。

「北に開かれた幻の国際港都市。その繁栄をしのばせる品々」(十三湊遺跡・青森県
フムフム。
「外堀は埋められた!豊臣家絶体絶命、大阪夏の陣」(大阪城跡・大阪)
ちょっとNHKスペシャルっぽいなぁ。
「これで研げば切れ味バツグン!砥石はいらんかね〜。」(松本城下町跡本町地点・長野県)
・・・・・。(-_-)

誰が書いてるんだか、すごく気になる。(いや、真面目な理由でいった特別展なんだけどね、一応)

それにしても、江戸博の常設展は楽しい。思わず大名行列に使用された輿のレプリカに乗り、記念撮影してしまった。女性用の輿は乗る人物入れて70キロ近くあり、それを2人で担いで江戸まで移動したんだそな・・・。そこまでいくと拷問やね。