ダ・ヴィンチコード

気になっていた本を先輩が貸してくれた。
ダ・ヴィンチコード」上下巻。一応ミステリー・・・なんでしょう。
ミステリーファンとしては納得いかないけど。内容としては、ルーヴル美術館館長が殺害され、彼の残したメッセージから暗号解読官(?)の孫娘とハーヴァード大学の象徴学者(?)の教授が謎を解き明かす、というもの。その謎は、二人をダ・ヴィンチの絵に秘められたメッセージ、そして聖杯伝説へと導いていく。

ダ・ヴィンチの絵に秘められたメッセージを解く、というところで「私がいつか書こうと思ってたんだよ、そのネタ」などと思って悔しがっていたが、結局本の中でのダ・ヴィンチの位置付けはそんな重要なものでもなかった。なーんだ、と安心。
「これは事実に基づいて・・・」という情報がベースなんだけど、あれが事実だとしても、いかんせん構成力と文章力がどうにもならん。翻訳の問題か?それとも英語の文章自体があんな感じなのか?(後者に3万点)
最後には、まさかこの本自体に暗号を組み込んだ故に、こんなお粗末な結果になったんじゃ・・・と勘繰る私。ハリソン・フォードインディ・ジョーンズを彷彿させる主役を見る限り、実はミステリーじゃなくてハーレークィーンだったのかも・・・。

ま、とりあえずミラノへ行ったら「最後の晩餐」をチェックしてみるか。

☆先週やった大きな間違い☆
「ハビビの動く城」(正解:「ハウルの動く城」)
注意:ハビビはインドネシアの元大統領でした、はい。