荒神谷と美人の湯

Roo2006-12-17

今月末に過去数年貯めてきたマイルが期限切れになるということで、あせった私は、思わず出雲に行ってきやした・・・。候補は、出雲か青森という謎の二択だったのだが、青森は雪積もってて寒そうやなぁ、ということで、前から興味があった出雲に決定。日本海側なので、非常に寒いことは変わらんが、雪は積もってないからよろし、という理由。
出雲といえば、荒神谷遺跡でしょ、出雲大社でしょ、ついでに石見銀山までいけるといいなぁ、とワクワクして研究所の人に話していたら、「あぁ、縁結び祈願にいくの?」と聞かれてしまった。知らなかったが、出雲といえば、縁結びで有名らしい。うら若き乙女達は良縁を願って出雲大社と八重垣神社なるところに参るそうな。そういや、旅行ガイドブックにも、やたらと「縁結びの旅」なんて書かれていたことに気づく。
しかし、最大の関心は銅剣が358本も出土した荒神谷遺跡である!(負け犬の遠吠え?)ということで、空港からまっすぐ荒神谷遺跡へ。昭和59年に銅剣、そしてその後に銅鐸・銅矛も出土した現場では、発掘当時の様子が復元されており、史跡公園には荒神谷博物館も昨年オープン。スキップしながら出かけたが、出土した銅鐸や銅剣がその博物館に展示されるのは特別展示展の時のみで、それ以外は見学できないのが残念である。寒空のした、見学にくる客もいないらしく、博物館の人々がとてもフレンドリーだったのが印象的。
泊まりは、遺跡から車で10分ほどの湯の川温泉なるところで、宿を探したのだが、これが大当たり!日本3大美人の湯といわれる「湯の川温泉」。なんだかどっかでも聞きそうなキャッチコピーやなぁ、と思っていましたが、ちゃんとHPには他の紀伊半島龍神温泉や、群馬県の温泉などもあげられており、全く自主的に名乗っているわけではないらしい。失礼、失礼。
泊まった宿は、ご飯も凝っていて、温泉も貸切にできて最高。「草庵」。外国人にもおススメのクールジャパンです。