NYにおける西部警察シリーズ回想

KG時代の恩師、T島教授にお会いしました。UNに長く勤め、世界の紛争解決に尽力を注いでこられた教授は、現在、ボランティアとしても、また、ネパール問題のアドバイサーとしても、活発に活動してらっしゃいます。ここ数年政局が大きく動いているネパールの貴重なお話をうかがうことができた貴重な一日でした。(と、某S造氏風)
さてさて、恩師といっても、私のゼミの担当であられたわけでもなく、教授の講義をとっていた私が一方的に覚えているというだけのことである。なので、NYに来ていても「NY=T教授」という方式はピンとこなかった。えへ。それでも、ずうずうしくご連絡をとったのは、私の仲が良い友人達がことごとくT教授のゼミのメンバーであったことと、その関係で一昨年の友人結婚式で親しくお話させていただいたからであった。それ以降はクリスマス・カードも交換する仲なのである!えへん。(え、えばれへん)
けどなぁ、本当にお忙しい方だからなぁ、とメールでご連絡してみると、なんと素早く翌日にお返事をくださり、お忙しいスケジュールをぬって、翌日昼にお会いする運びとなったわけである。緒方氏や明石氏並みのお方なのに、本当に生徒に親密に接してくださる方なのだ。NY市立図書館前での待ち合わせしてランチをご一緒することになった。
「ライオンが2頭いるから、その前で。2頭いるけど、どっちの前でも大丈夫だから!」
とのお言葉をいただき、初めて市立図書館前へ。ここで、「あのゴーストバスターズの!」と思ったあなたは古いですよ。「あのバナナ・フィッシュの」と思ったあなたはオタクですよ。で、「あのデイ・アフター・トゥモローの」と思ったあなたは映画好きです。はい。
だいたいお家の位置からして、こちらから現れるだろうなぁ、と思ってそちらの方角見ていたが、意外にも教授は正面から颯爽と現れたのであった。相変わらずのカッコよさである。実は、この教授にお会いする度に、私のなかでは、西部警察シリーズのテーマソングが流れてくるんである(古いですか?)。ただ者ではないオーラがでているのですよ。
そして変らないフレンドリーさ。私の研究内容や将来のことなども熱心に聞いてくださって、また感動。最後には、スターバックスを片手に飲みながら、地下鉄の駅までご一緒にNY散策。「今日はネパールの前首相がいらしているんでね」って立ち去る姿もまたかっちょいい。
将来はあんな方になりたいなぁ、と思った一日なのでした。
で、最近気づいたのですが、「原稿の締め切りが近くなれば近くなるほどブログの更新がはやくなる」。皆様、いかが?