テレビ

ひとつのプレゼンを無事に終えて、きれいすっきり眠った次の朝。研修所で仕事をしていたら、久しぶりにお会いする先生が日本からいらしたので、一緒に発掘現場に行く事にする。
私は考古学者ではないので、基本的に発掘現場には足を踏み入れない。いつも同僚の考古学者から話しをお聞きするだけである。それでも時々「明日くらいに来たら面白いかもよ」とか、他のチームの発掘見学会におよばれして興味深々で足を運ぶ。
今回は話に聞いていたが、現場にはあるテレビの取材がはいっていた。あるタレントさんも発掘の土運びを熱心にして働いている。しかし、あまりに一生懸命になさっているゆえか、私は普通に院生かと思っていた。どうやら少し有名な人らしい(けど、名前は知らない)。本人、タレントなのに、どうしてカンボジアに来て土運びをせねばならないのか、と疑問に思ったりとかしないんだろーか。謎である。
ところで、こちらに到着して既に3日、カンボジア語をまたまたきれいに忘れている事に気づく。「あれ、久しぶり!」と会うカンボジア人達といろいろと挨拶をかわすが、あらゆる単語が出てこない。そこで「ウゥーウゥー」と時々つぶやきながら、タイ語などを苦し紛れにいってみたりする。ま、タイ語カンボジア語は時々似ているので、助かるが。
さて、あと1ヶ月でどれくらい勉強できるかな、と。